ダンサーの就職先
ダンサーの就職先は主にプロダクションに所属するかフリーランスとして活動していくかの2種類に分けられます。
ダンスのスタイル、活動範囲によっても限られてくるので、どちらの選択が正しいとは一概には言い切れません。
フリーとして活動していく場合にはオーディションに合格して初めて仕事をもらえる形になるのでコンスタントに仕事を受注するまでには時間が必要とされます。
また人脈を幅広く持っている場合には非公開の案件なども紹介してもらえることがあるので、こういった人脈作りもダンサーの就職には欠かせません。
プロダクションに所属する場合は芸能事務所、バレエ団、劇団などの専属ダンサーとして仕事を行うケースが多いです。
フリーランスと比較しても安定している就職先と言えますが、やはり実力主義であるが故に生き残れる人は一握りに限られると言えるでしょう。
専属ダンサーの道のり
専属ダンサーを目指すならば、まず自分自身の得意ジャンルやそれを活かせる場面を模索していく必要性があります。
専属ダンサーを求めているプロダクションは意外にも多く存在するので、活躍したい場所によっても選択肢は異なってくるのです。
特別なジャンルにこだわりがなければ、まずは気になる作品や劇団のオーディションに参加してみるのも1つの方法でしょう。
フリーダンサーの道のり
フリーのダンサーの場合、興味を示すジャンルやイベントに積極的に参加をして仕事をもらうことになるのですが、単発で仕事を受ける形になるのでダンサーの仕事だけでは安定した収入を確保することは非常に難しい状態となっています。
仕事が途切れないよう維持していくためには複数の依頼を掛け持ちしなければならず、必然的に生活リズムも不安定となってしまう面もあります。
またフリーランスで活動している人は現役ダンサーとしてだけではなく、ダンス教室の講師、振付師などの仕事を併行して行っていることも多く、こういった他のジャンルと同時進行することでダンサーとしての活躍の場を広げていくようです。
フリーランスの場合は基本的に1つの仕事に対して報酬が支払われるシステムですが、専属ダンサーの場合は一ヶ月分の給与、もしくは報酬制など、プロダクションとの契約によって異なります。