「SOURCE MUSIC」は、韓国のエンタメを支えていた芸能プロダクションのひとつです。
そこで、今回はSOURCE MUSICに所属する方法を調査していこうと思います。

SOURCE MUSICについてご紹介します!

「SOURCE MUSIC」は、韓国のエンタメを支えていた芸能プロダクションのひとつです。
その独自の影響力は数々の音楽シーンやトレンド、KPOPを目指す人たちに伝わり、今でもSOURCE MUSICの魂は韓国のエンタメ市場に残っています。
SOURCE MUSICについて知ることは、今の韓国エンタメ・音楽業界を知ることにもつながるので、この機会に詳細を確認しておきましょう。

SOURCE MUSICとは?

SOURCE MUSICとは、2009年に韓国の大手事務所SM entertainmentでマネージャーを行っていたソー・サングジン氏によって設立されました。
2014年には大手のBig Hit Entertainmentに所属するアーティストである「8eight」と合同契約を結んだり、2015年には女性アイドルグループ「GFRIEND」をデビューさせたりと、精力的なアーティスト展開とそのサポートを行っています。

しかし、韓国の他の事務所が、BTSやNiziUなど世界規模で活躍できるアーティストを続々と展開していくなか、SOURCE MUSICは大きな一手を打つことができず、後手に回る結果になってしまいます。
結果的に2019年7月、SOURCE MUSICはBTSが所属することで有名なBig Hit Entertainment(2021年には社名をHYBEに変更)によって買収され、事業内における「Big Hit Labels(現在のHYBE LABELS)」の傘下として子会社化しました。
そのため厳密にはSOURCE MUSICという会社は、HYBEの一部組織として捉えられるでしょう。

SOURCE MUSICの将来性は?

SOURCE MUSICはHYBEの傘下として子会社化していますが、その事業展開における熱量や勢いは衰えてはいません。
むしろ子会社化したことで、BTSを生み出したHYBEのノウハウや戦略を吸収できるようになり、より本格的なアーティストのバックアップができるようになったと期待する声も多いです。
子会社化によって業務が自由に行えなくなったり、本社に事業展開を押さえつけられてしまったりといった例もありますが、買収後のSOURCE MUSICをみていると、HYBEと良好な関係を築くことができていると考えられます。
HYBEも今後はアメリカに支社を設置し、グローバルなアーティスト活動を展開していくと宣言しているので、SOURCE MUSICの力が求められるようになるでしょう。

HYBEとの連携ができるようになったことから、SOURCE MUSICならではの感性や事業展開方法を活かしやすくなり、今後は新しいアーティストの発掘や育成も進めやすくなると想定されます。
そのため子会社化してもその将来性への期待は変わらず、KPOPに興味のあるダンサーは積極的にSOURCE MUSICの情報収集をしてオーディションなどに備えるのがおすすめです。

SOURCE MUSIC所属していたアーティスト

SOURCE MUSICはHYBEの子会社になる前には、以下のようなアーティストたちと契約をしていました。

・MI.O
・カン・ミヨン
・Eden Beatz
・8eight(Big Hit Entertainmentと共同)
・GLAM(Big Hit Entertainmentと共同)
・GFRIEND

GFRIENDが2021年に契約時期満了で解散してからは、特別にSOURCE MUSICが保有しているアーティストは今のところいません。
そのためSOURCE MUSICに所属するというよりも、親会社のHYBEに所属するアーティストとして活躍することが基本となるでしょう。

SOURCE MUSICに所属するには?

SOURCE MUSICおよびHYBEに所属するには、専用のオーディションなどに参加するのが基本となっています。
KPOPに精通したダンサーを募集するオーディションは多く、実力さえあれば国籍は問われないことがほとんどです。
そのためKPOPダンサーを目指す場合には、事務所が開催するオーディションへの参加を中心とした活動を行いましょう。

SOURCE MUSICは2020年に、「2020 SOURCE MUSIC AUDITION in JAPAN」という女性ダンサー、ボーカリスト、ラッパー向けのオーディションを日本で開催しています。
東京、大阪、福岡で開催されたこちらのオーディションは、日本国内から多くの参加者を集め、デビューを志す人たちに大きなチャンスを与えました。
このようにHYBEの子会社となった後も、SOURCE MUSIC自らが積極的にオーディションを開催しているので、デビューおよび事務所に所属するきっかけは残されているのです。

まとめ

SOURCE MUSICは現在もHYBEの子会社として、精力的な活動を続けています。
その影響力はいまだ健在で、HYBEのアーティストたちに刺激を与え、より成果を挙げられる活動を推し進めていくでしょう。
HYBEのような大手事務所の情報はもちろん、その傘下にいるSOURCE MUSICの詳細も、プロのKPOPダンサーを目指すのならぜひチェックしておいてください。