ダンスの初心者は、ダンサーとしての実力をつけるために、基礎的な練習からはじめる必要があります。
そこで、今回は初心者がダンサーになるためにやるべき3つのことを調査していこうと思います。

ダンス初心者がダンサーになるためにやるべきこと3選!

ダンス初心者がダンサーになるためにやるべきこと3選!

出典:PIXTA

ダンスの初心者は、ダンサーとしての実力をつけるために、基礎的な練習からはじめる必要があります。
しかし、初心者だからこそ基礎が何なのか分からず、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
そこでこちらでは、ダンス初心者向けにダンサーになるためにやるべきことを解説します。
ダンス初心者からの脱却を目指すのなら、以下を参考にまずやるべきことをチェックしてみましょう。

ダンス初心者がダンサーになるためにやるべきこと3選!

ダンス初心者がやるべきことは、ひとまず以下の3つに集約できます。
それぞれの詳細を確認し、その効果が実感できるまで繰り返すことができれば、自然と初心者以上のスキルが身に付いてくるでしょう。
まずは以下の3つのポイントを確認し、実際に試してみてください。

①基本動作を反復練習する

ダンス初心者がやるべきことのひとつ目は、基本動作の反復練習です。
ダンサーとしての基礎を築くための基本動作は、なるべく早めに習得するように練習を重ねましょう。
ダンス初心者が行うべき基本動作はいろいろありますが、特に重視したいのが以下の3点です。

・アイソレーション:首や肩など身体をの部位を単独で動かして演技を行うこと。上半身を使ったもの、下半身を使ったもの、ウェーブなど
・ステップ:足を使うダンスの基本的動作。アップ、ダウン、ツーステップなど
・リズムトレーニング:音楽に合わせて体を動かすこと。慣れてきたらステップやアイソレーションと合わせる

それぞれの練習を積み重ねていくことで、ダンスの基礎部分となる土台が作れます。
その土台を使ってはじめて自由なダンスができるようになるので、上記の3点は特に意識して練習しましょう。

ここで重要となるのが、「反復」という部分です。
アイソレーションやステップは、1度や2度の練習で極めることはできません。
仮にすぐできるようになったとしても、必ず動きのどこかに「粗」があるはずなので、徹底的に隙がなくなるまで反復練習を続けましょう。

「じゃあいつまで続ければいいの?」という疑問が浮かぶと思いますが、基本的には「ダンスを続ける限りは継続していくべき」です。
プロのダンサーとして活躍している人たちも、上記のような基礎動作の練習は、どれだけレベルが高くなっても疎かにしません。
そのためダンス練習をする限り、基礎練習は継続していくように心がけてください。

②ボディコントロールを身体に覚えさせる

2つ目のポイントは、「ボディコントロール」を覚えることです。
ボディコントロールとは自分の身体を正確に「制御」する技術のことで、ダンスを踊るための身体作りには欠かせない要素です。
例えば「右手を伸ばす」ではなく、「右手をピンとまっすぐに伸ばす」ことが、ボディコントロールの基礎だと考えられます。
ダンス中の自分の動きを全て把握することは難しいですが、ひとつ一つの動きをしっかりと意識して、思い通りに動かせるように鍛えていきましょう。

ボディコントロールは全ての運動の基礎にもなると言われるほど重要なものなので、ダンス初心者は積極的に習得を目指すのがおすすめです。
ボディコントロールを身につけることができれば、その感覚はダンスを踊る上で一生の財産になります。
逆に言えばボディコントロールの上達を怠れば、いつまで経ってもダンスのレベルを上げることができないかもしれません。
それくらい重要なものとして認識される基礎動作なので、初心者のうちから少しずつ練習をして身につけていきましょう。

③可動域を広げるためのストレッチ

3つ目の内容は、「ストレッチ」です。
身体の柔軟性を高め、可動域を広げることができるストレッチは、ダンサーを目指すのなら必ず行うべき基礎動作です。
練習前のアップやクールダウンのためにストレッチを行っている人もいるかもしれませんが、それとは別に身体を動かすためのストレッチも実践していきましょう。

ストレッチは身体の可動域を広げてダイナミックな動きを取り入れると同時に、微細な動作にも対応できるようになる万能な練習方法です。
ダンスのパフォーマンスレベル全体を広げてくれるため、1日のなかにストレッチをする時間を確保しておきましょう。

また、ストレッチは単純にケガの防止にもつながるので、ダンス中の事故を回避しやすくなります。
ケガをして練習ができなくなれば、その分の練習をまた積み重ねなければならないため、ストレッチを徹底してケガの防止に努めましょう。

「ダンス初心者」という時期は非常に貴重

ダンス初心者がダンサーになるためにやるべきこと3選!

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「ダンス初心者」という響きは、本人にとっては不名誉に聞こえるかもしれませんが、初心者でいられる時期は非常に貴重なものとなっています。
初心者の時期にどれだけ練習を習慣化できるか、基礎運動の大切さを理解できるかで、その後のダンスの上達率は大きく変わるでしょう。

初心者でいられるのは、どんな人でも1度の期間だけです。
その貴重な初心者のときに何ができるのかをよく考えて、上記で紹介した練習を実践していきましょう。

まとめ

ダンス初心者がやるべきことはたくさんありますが、本当に重要なものはごくわずかとなっています。
何がダンス初心者である自分に必要な練習・習慣なのかを、こちらを参考に把握してみてください。