採用募集状況やダンサーの需要についての情報を集めました。

ダンサーの需要、求人・採用募集状況

近年のダンス業界の傾向

ダンス業界と言えば少し特殊なイメージがあるかもしれませんが、最近では子供を中心にダンスがより身近な存在へと移り変わってきています。
これはダンスが学校の体育授業で必修化されたことにより、興味を示す子供たちが急増しているためです。
また他のお稽古に比べてダンス教室であれば子供も楽しんで学ぶことができ、アクティブな動きを身体で覚えると同時に成長にもよい影響を与えるという見方がされているようです。
またテレビ番組の影響からダンスを日常生活の中に取り入れているご家庭も目立つようになってきました。
このような背景があることから近年ではキッズ向けのダンススクールの需要が増してきており、親子揃ってダンスに関心を持つ傾向が高まっています。

需要があるダンサーのジャンル

ダンサーの中で最も需要がある分野と言えばやはりストリート系のバックダンサーではないでしょうか。
バックダンサーの場合、クラブのイベント、テレビ番組、CM、ショーなど、活動範囲も広いので求人が豊富に出ています。
ダンサーの募集は基本的には1案件で終了となるケースが多いですが、回数を重ねたり人脈を広げることによって積極的に声が掛かるようになったり求人にはない魅力的な案件を紹介される可能性も高くなります。
仕事を貰えるようになるまでは地道に活動していくしかありませんが、フリーで仕事をしている間は収入も不安定なので掛け持ちで他の仕事をしたり専属ダンサーとしてプロダクションと契約する選択肢もあります。

その他、需要があるダンサーのジャンル

イベントショー、テーマパークのダンサーなども比較的求人は多い方ですが、華やかな世界で注目される仕事でもありますので非常に人気が高いのがデメリットです。
1つ求人が出れば予想を超えるほどの応募者が集まるケースもあるため、高いスキルと経験がなくてはオーディションで生き残るのは厳しいでしょう。
この他、ミュージカルやバレエ団などのダンサーとして活躍する選択肢もありますが、この場合は特定のダンス教室に入団して定められているレッスンを受ける必要があります。
また教室に通えば誰でもダンサーになれるわけではなく、ステージに立てるのはオーディションに合格した一握りのダンサーに限られるので厳しい世界であることに変わりはないと言えます。