高校の卒業後、本格的にダンスを学びたい、ダンサーとしての道を進みたいと考えるのなら、ダンス専門学校に進学することが考えられます。
そこで、今回はダンス専門学校の学費について調査していこうと思います。

ダンス専門学校の学費はどれくらい?

ダンス専門学校の学費はどれくらい?

出典:PIXTA

高校の卒業後、本格的にダンスを学びたい、ダンサーとしての道を進みたいと考えるのなら、ダンス専門学校に進学することが考えられます。
ダンス専門学校は一般的な大学やダンス高校よりも、専門的かつ本格的なレッスンを行っています。
入学して専門的な授業を受ければ、ダンサーとして必要なスキルの取得や就職を目指せるでしょう。

しかし、ダンス専門学校に入学する際には、学費の支払いという壁があります。
こちらを参考にダンス専門学校の学費を確認し、どれくらいの金額が必要になるのか把握しておきましょう。

ダンス専門学校の学費はどれくらい?

ダンス専門学校の学費は、平均で130〜150万円/年ほどかかるケースが多いようです。
仮に2年間の修学期間が必要だとすれば、2年目以降の入学金を除いてもトータルで300万円近い金額を学費として支払うことになるでしょう。
ほかの専門学校と比較して特別に高いというわけではありませんが、それでも決して簡単には出せない金額です。
まして高校生がバイトなどをして貯めた貯金だけでは、入学金すらまかなえない可能性もあるでしょう。
そのため高校生からダンス専門学校を目指すのなら、学費を把握してきちんと保護者や高校と話し合う必要があります。

ダンス専門学校の学費の内訳

ダンス専門学校の学費の内訳は、一般的に以下のようになっています。

入学金(入学時のみ)
授業料(一般的に半期ごと)
施設設備費
そのほか諸経費(災害傷害保険料、学内誌費、校友会会費など)
教科書・教材費等(年度ごとに変動することが多い)

それぞれに金額が設定されていて、ダンス専門学校のホームページなどで確認が可能です。
資料請求を行うことでより詳細な金額や支払い時の注意点なども確認できるので、興味のあるダンス専門学校があるのなら早めに問い合わせを行っておきましょう。

留学費用がかかるダンス専門学校もある

ダンス専門学校が用意している学習プログラムによっては、留学費用がかかる場合があります。
海外留学をしてダンスを学べる専門学校も珍しくないので、興味があるのなら留学費用も準備しておきましょう。
ダンスの本場である海外でしか体験できないことはたくさんあるので、留学によるメリットは大きいです。
早いうちから海外生活や外国語でのコミュニケーションに慣れるきっかけにもなるので、将来的に海外でダンサーとして活躍をしたい場合には積極的に留学に挑戦していきましょう。

ダンス専門学校の学費の支払いが厳しいときには奨学金を利用する

ダンス専門学校の学費は、ほかの専門学校や大学と同じように決して安い金額には収まりません。
そのため家庭の経済状況によっては、学費の支払いが難しくなることもあるでしょう。
そんなときには奨学金制度を利用して、学費の支払いをカバーすることがおすすめです。
奨学金のなかには返済が不要な給付型と、卒業後に少しずつ返済していく貸付型があります。
いずれにせよ入学時と通学期間中に必要な学費をまかなうことができるので、奨学金の利用は検討してみてください。

ダンス専門学校に進学するときの注意点

ダンス専門学校に進学する際には、事前に確認しておきたい注意点があります。
高校生からダンス専門学校への入学を決めることは、大変な決意と準備が必要です。
後悔することのないように、以下を参考に注意点を確認しておきましょう。

高校生のうちから入学の準備を進めておく

ダンス専門学校に興味があるのなら、高校生段階で計画的に入学の準備を進めるのがポイントです。
急に学費を用意することは難しく、ギリギリになってから入学の準備をはじめると間に合わない可能性もあります。
そのため高校生のうちから両親と相談し、ダンス専門学校に行きたいことと必要な学費を伝えておくのがおすすめです。

学費を支払うだけの価値があるか確認する

高校生からダンス専門学校に進学する際には、「本当に学費を支払う価値がそのダンス専門学校にあるのか」といった点を確認することもポイントです。
「専門学校に入ればダンスが上達する」と考えてしまう人もいますが、必ずしも専門学校の入学=自分の求めるダンススキルを得られるわけではありません。
充実したダンスレッスンプログラム、実績のあるプロダンサー講師陣、学校による各種サポート制度などが揃っていることを前提にした上でで、自分に合っている専門学校を選ばなければならないのです。

仮に自分に向いてない環境や興味の薄い授業が多い専門学校を選んでしまうと、モチベーションが保てず途中で投げ出してしまう可能性もあるでしょう。
必ず専門学校の進学時には、具体的な授業内容やレッスンをみてくれる講師陣、そのほかサポート体制などを確認し、通い続けられることを確信した上で入学申請を行ってください。

まとめ

ダンス専門学校への進学を考える際には、学費のチェックが欠かせません。
上記を参考にダンス専門学校の学費の平均や内訳を確認し、必要な金額を具体的に計算しておきましょう。

ダンス専門学校という進路は、高校生からでも考えられる本格的なダンサーへの道のひとつです。
専門学校という環境でダンス技術を学びはじめたい、高校生で磨いたダンスのスキルを専門学校でさらに伸ばしたいといった場合には、進学を検討してみましょう。