そんなあなたのために今回は、ダンサーを目指すための中学卒業後の進路について紹介します。

ダンサーになるには【中学生編】

ダンサーに興味があるけど、中学卒業後の進路はどうしよう?
そんなあなたのために今回は、ダンサーを目指すための中学卒業後の進路について
1 高校へ進学
2 専門学校に進学
3 宝塚音楽学校に進学
4 就職してダンススクールに通う

の4つに分けて紹介していきたいと思います。

「勉強したくない」というだけで就職を選択してしまう前に、「中卒」「高卒」「専門学校卒」「大卒」など進学状況により、就職先が絞られることがあるということを知っておいておきましょう。特にやりたいことがはっきりと決まっていないという人は、とりあえずでも進学して将来について考える時間を確保するということを強くおすすめします。

まずは、
①高校へ進学する道です。
高校には
公立高等学校、私立高等学校、国立高等学校
の3種類が存在します。
どんな高校でも、中学校卒業後は高校に進んでダンス部に所属したりダンススクールに通う道が、一番一般的かもしれません。
近所の高校にダンスができるところがないという人は、強豪の部活に入るために上京することも考えられますね。


次に、②専門学校に進むという選択肢があります。
専門学校は、基本的に高校卒業の資格がないと入学することができません。ですが、高卒資格が取れる専門学校に通えば、ダンスの専門学校に通ったり、大学入学試験を受けられる選択肢が増えたりします。ダンスの専門学校に入るなら、高校を卒業するか、高卒資格の取れる専門学校に入りましょう。

ダンスの専門学校では、音楽・エンタメ業界でのデビュー・就職を目指すための様々なコースが用意されています。ダンスだけでなく、舞台の裏方に関わるプロデューサーやマネジメント、デジタル技術を駆使するものや、海外留学を通じて海外のトップアーティストから最先端のスキルや知識を学べるものまで多岐にわたります。

ダンサーのプログラムでは、
日本のアーティストだけではなく、K-POPアーティストなどとも共演し、在学中からプロの現場で経験を積めることが強みです。また、世界の第一線で活躍するダンサーを講師として迎え、プロダンサーとしてのスキル・姿勢・考え方を学ぶことも可能です。また、卒業生の実績も豊富なので、ダンサー、テーマパークダンサー、ミュージカルダンサー、バックダンサー、振付師、球団チアなどの先輩も多く輩出しています。学内でオーディションも開催されているので、デビューへの道は近く、絶好の機会を得られる環境になっています。

他にも、芸能に特化した専門学校では、
・ヴォーカリスト・ミュージシャン
・作曲・プロデューサー
・音楽ビジネス・芸能マネージャー
・コンサートスタッフ・照明
・俳優・声優

このような分野の中から複数を選び、ダブルメジャー(二つの専門分野を掛け持ちすること)という選択肢もあります。
ダンサー以外にも、ヴォーカリストや振付師、作曲家、マネージャーやプロデューサーなど目指せる幅も広がってきます。最近は企画からパフォーマンスまで全て自分でできる(セルフプロデュースが得意な)アーティストも重宝される時代になってきています。
自分の得意分野・強み・スキル・好きなことを掛け算して自分に適したメジャーを見つけましょう!

次に紹介する進路は、③宝塚音楽学校です。
宝塚音楽学校の受験資格は、中学校卒業程度(14歳)〜高校卒業程度(18歳)まであり、その間であれば、中学卒業のタイミングで合格できなかったとしても、高校に所属しながら何度でもチャレンジすることが可能です。実際に3回チャレンジしてみてやっと入学できたという人も少なくありません。試験では、面接、歌唱、舞踊の項目があります。宝塚音楽学校ではカリキュラムとして人としての品格やマナーも重視しており、ダンスなど舞台上の技術だけでなく人として成長できる環境や将来羽ばたいていける環境が整っています。


最後に紹介する方法は、④就職してダンススクールに通うという道です。
この記事をみていらっしゃる方の中には、家庭の環境で就職という選択肢を余儀なくされる方もいるかもしれません。そんな方には、就職してお金を稼ぎながらダンススクールに通うという方法もあります。生活費を払いながらダンススクールの費用も捻出するというのは簡単なことではないとは思いますが、選択肢としてありえます。
ダンススクールの中でも最近は個人の方が自分のスキルをリーズナブルで売っていることもあります。都会でのスクールはどうしてもカリキュラムや設備の関係で値段が高くなってしまいがちですが、ココナラなど個人のスキルを売っているサイトなら、オンラインや地元においてマンツーマンで教えてもらうことが破格の値段で可能になることもあるかもしれません。興味がある人はぜひ検索してみてくださいね。

いかがだったでしょうか?義務教育が終了する中学校卒業のタイミング。大人に近づく過程で自分の将来について深く考えてみることがとても大事になってきますね。今までの経験だけで「自分にはどうせ無理」と選択肢を狭めてしまうのではなく、まだまだチャンスはたくさんあるので素敵な夢を持って頑張ってくださいね!