ダンサーの仕事は芸術?
ダンサーの仕事というのは単純に踊りを人前で披露するだけのものではありません。
例えば、絵を描いたり写真を撮ったり小説を書くといった芸術的な仕事はたくさんありますが、ダンサーの仕事というのはこの芸術的要素に近いものがあります。
現場の空気をいち早く察知してより理想的なダンスをできるように心掛ける想像力と実現力。そして頭の中で描いている内容をいかにして忠実に再現するか、美しく表現するかという点においても芸術的な能力が求められます。
制限がない自由な表現ができること、人の感情を身体の動きだけで表現すること、これがダンサーとしての魅力でもありますが、同時に奥深い仕事でもあるため常に研究や向上心を持ち続けることが重要です。
ダンサーとしての喜び
ダンスと一言で言ってもその種類は豊富に存在します。
しかしどのダンスにも共通して言えることは「観客を魅了する演技を行えること」の一点です。
やはりダンスは見ていてくれる人があって始めて価値が生まれるものですから、観客に感動を与えること、期待に応えることはダンサーとしての使命でもあるわけです。
芸術的な感性と研究心を持ち合わせるとともに、エンターテイメントであるということも忘れてはなりません。
観客を目の前にして踊ることでステージの迫力を実感することができ、また評価を肌で感じることができるのはダンサーとしての1つの喜びでもあるでしょう。
同じ目標を持つ仲間と踊れる楽しさ
ダンサーはそれぞれが独立したスタイルで仕事をしていますが、ステージに立つ際には心を1つにして演技に集中することが求められます。
息の合ったステップと演技、同じ方向を見つめて前進していくことによって作品のクオリティーも高まっていきます。
仲間と踊ることは時には競争心を煽ることにもなりますが、同じ目標を持つダンサーとステージに立ち成功した時の喜びはダンサーとして最高の充実感を味わえる瞬間と言えるでしょう。
ダンサーのやりがいと可能性
ダンサーには特別な制限や規則もないため、1つのジャンルだけに特化して仕事をする必要はありません。
もし新しいジャンルに興味を持ったのならそちらにチャレンジしていくことも十分に可能なのです。
つまりダンサーとしての視野を広げていくのは自分自身の努力と実力次第、ということなのです。